●着物を着たがらない・ご機嫌がななめになってしまう理由は?
毎年、着物イヤイヤくん、イヤイヤちゃん、必ず登場します。安心してください(笑)
お子さんたちに、楽しく、ご機嫌に過ごしてもらうことが、七五三成功のカギです。少しでもお子さんが快適に楽しく過ごせるよう、ちょっとした工夫をご紹介します。
①着物の締め付けがイヤ!
着物はどうしてもぎゅっと締め付け感がありますので、キツい、暑い、とご機嫌が悪くなってしまう場合があります。
⇒男の子の袴は、サスペンダーを利用して、締め付けなくても落ちてこないようにする(着付けの方にご相談ください)
②ご機嫌は足元から?
はき慣れない足袋に違和感があって気持ち悪い、お草履が歩きにくくてイヤ!というケースは本当によくあります。
足袋を抜いで裸足になってしまう3才さん、草履を参道に落っことしていってしまう5才さん、毎年みられる光景です。
(それはそれでとってもほほえましいのですが!笑)
特に、こはぜ(金属の留め金)があたると、痛いようでお子さんが歩くのを嫌がります。
⇒ソックスタイプの足袋が◎
⇒サンダルやクロックスを持って行くべし!
ご機嫌ななめになって抱っこ抱っこ!になる前に、はき慣れた靴やサンダルにはき替えさせてあげましょう。
お写真の時だけ、お草履がはければたいしたものです!
特に、明治神宮など参道をたっぷり歩くような広い神社さまの場合は、持って行くと安心です。
⇒歩くやすく、かわいいお靴でもOK!
それでも心配な場合は、最初からお靴を選んであげてもOKです。ブーツやシューズでもとってもかわいいですよ!
バロンフォトワークのブログに、どんなものがあるかご紹介しましたのでご覧くださいね!
https://ameblo.jp/tadako-n/entry-12274872156.html
和装に似合うかわいいシューズもあります。
実際にはいていた3才さん、とってもかわいかったです!
③暑い、かゆいはお子さんの天敵!
お子さんたち、大人より体温高めで暑がりさんが多いです。気温に応じて、ファンディファンなどでお顔周りに少し風を送ってあげるだけでもスッキリすることも。
また、近年は11月頃まで、社寺では蚊がでることがあります。虫除けやかゆみ止めパッチなどがあると安心です。
乾燥でかゆみが出てしまうお子さんは保湿剤やリップなどもお忘れなく!
④普段と違うことをするのが怖い
着慣れないお着物で、かわいね!いい子だね!と声をかけられる普段と違った状況に戸惑い、大人からの期待のまなざしがプレッシャーになってしまうお子さんがいらっしゃいます。
⇒見通しをしっかり伝えてあげましょう。
お着替えをして神社に行くよ、次は写真を撮るよ、写真が終わったらお菓子を食べようね、など、流れが分かっているだけでお子さんは安心します。
周囲の大人はあまり声をかけすぎず、さりげなく様子を見守ってあげるといいですね。
⑤じっとしているのがイヤ!
この日のためにいろいろ準備した大人からすると、お子さんがふざけたり、言うことを聞かなかったりすると、ハラハラしたりイライラしたりしますよね。
でも、子どもの方も、「ちゃんとして!」「動かないで!」「笑って!」「言うこと聞かないと終わらないよ!」などなど、注意されることでイヤになってしまうことも。
飽きてしまったり、じっとしていられないのは当たり前。ちょっとした遊びの要素を入れてあげるのがポイントです。
⇒バロンのカメラマンが、お子さんとしっかりコミュニケーションを取りながら楽しく撮影を進めます。
社寺ですので、大きな声を出したり、追いかけっこのようなことはできませんが、どんぐりを拾ってどっちに持ってるかゲームをしたり、ハイタッチでリズムをつけたり。
じっとして欲しいときは、だるまさんが転んだ!でピタッ!
小さなやりとりを大事に、自然な笑顔や表情を引き出します。
飽きてしまったら、境内を一緒に探検したり、場所を変えたりしてリフレッシュ。
5才さん、7才さんになってくると、時にはちょっとしたカケヒキも。
ご家族にもご協力をお願いすることがありますので「ちゃんとやらなくやいけない撮影」ではなく、「楽しい一日だったね」と思っていただける時間になると嬉しいです。
●シチュエーションにこだわりすぎないこともポイント
インスタなどのSNSにあふれるかわいい映え写真、こんな風に撮ってください、というリクエストをいただいたり、この場所で、こんな風に見つめ合って笑顔の写真が欲しいです!といったようなとても具体的なイメージをお伝えいただく場合もあります。
できる限りご要望にそえるように撮影は進めますが、ロケーションフォトはそのときの状況やお子さんの性質にも非常に左右されますので、ひとりひとり、違った撮影の進め方、違った仕上がりになり、それが魅力のひとつでもあります。
その子らしい表情を引き出せるよう、シチュエーションにこだわりすぎないこともポイントです。
かわいい~!かっこいい~!とほめられると恥ずかしくて泣き出してしまう子もいれば、ずっとハイテンションなお子さんもいます。
笑って!笑って!ちゃんとして!と言われすぎて、ムスーっとしてしまう子も。
ここでこんな風に撮りたい、と思っても、思い通りにならないのがお子さんです。
当日はお子さんと仲良くなって、なるべくその子らしい、普段の笑顔で過ごしてもらるよう、バロンフォトワークのフォトグラファーたちもがんばります。何か困ったことがあれば、なんなりとご相談くださいね!
この記事へのコメントはありません。