初めての七五三パーフェクトガイド③七五三の時期

七五三

七五三はいつするの?

七五三の正式な日は11/15とされています。
平安時代から続く宮中行事だった七五三、江戸時代になり第5代将軍の徳川綱吉の長男、徳川徳松の健康を祈願して11月15日にお祝いをしたことが始まりだそう。
今は、ご家族のご都合にあわせ、秋の9~12月の間でお祝いされる方が多いですが、コロナ以降は、完全に時期をずらして2~6月に撮影をされるご家族も一般的になってきました。社寺さまも一年中、いつでもお祝いに対応していただけるところが増えています。
ご兄弟姉妹の関係や受験など、ご家族の事情にあわせて、バロンでも年間通してサポートさせていただいています!


●9月~10月中旬

まだ神社も混雑が少なく、比較的ゆったりと撮影ができる時期です。
コートやダウンなどかさばる上着なしで身軽に動けるため、お荷物の多くなりがちな赤ちゃんがいるご家庭にもおすすめの時期です。
木々の緑も豊かで、柔らかな明るい光で撮影できます。
台風のピークは過ぎますが、天候がやや不安定だったり、暑さの残る日もありますので、お着物の下は着込み過ぎないよう気をつけましょう。
また、都内では、秋祭りやイベントなどのある神社さまも多いため、HPなどで確認してみてください。
九品仏浄真寺 七五三

緑も多く、柔らかな秋の光で撮影ができる時期です。


●10月下旬~11月中旬

気候も落ち着き、お子さんの体調不良も少ない時期です。
神社は、土日祝を中心に混み合いますが、七五三らしいにぎやかな雰囲気に包まれます。
バロンフォトワークでも、最もお申込みが一番多いシーズンとなります。
幼稚園、保育園、小学校では運動会や発表会などの行事と重なることも多いため、スケジュールがブッキングしないよう、お子さまの年間スケジュールを今一度確認しましょう。振替休日にあたる月曜日は、平日でも混雑する傾向にあります。

人気の神社さまは混雑しますが、賑やかな雰囲気も楽しめます。
人の途切れるタイミングや、混雑していない場所を選んで撮影していきます。


●11月下旬~12月

都内では紅葉がキレイな時期。赤いもみじ、黄色い銀杏と、華やかな色どりが楽しめます。
日によってぐっと気温が下がることもあるため、防寒対策は必須。お着物の下にヒートテックを着たり、カイロやあたたかいお茶などの準備をおすすめします。
集合写真ではちょっと寒さをがまんしてもらい、コートを脱いでいただくこともあります。
近年は12月半ばまでポカポカ陽気の日も多いため、この時期の七五三も増えています。


●2月末~6月上旬

この時期に春のお祝いをされるご家族も少しずつ増えてきています。神社も空いており、ゆっくりお祝いできる穴場の時期。
ただし、神社によっては七五三のご祈祷を行っていない場合もありますので、事前にご確認ください。
2月は真冬のイメージがあるかもしれませんが、中旬以降は暖かい日が多く、神社も空いていて非常にゆったりとお祝いができておすすめの時期です。2月末からは河津桜が咲き始め、秋とはまた違った印象の仕上がりとなります。
お風邪なども流行る時期ではありますが、撮影予約も比較的ゆとりのある時期ですので、日程変更にも柔軟に対応しやすくなっています。ご家族のタイミングが合えばおすすめの時期ですよ!

2月末ごろの河津桜での七五三も素敵です!
春にかけては様々なお花が楽しめます


●1月、8月の七五三

真冬、真夏はお着物でのロケーション撮影にはちょっと厳しいシーズンですす。この時期は室内を中心とした撮影がおすすめ。
バロンフォトワークでお借りしているレンタルスペースのご利用も可能ですので、ご希望の方はぜひご相談ください。


神無月(10月)でも神社に神様はいますか?

七五三の日程を決めるのに、いつにしたらいいのか、というご相談の中でお客さまに時々聞かれます。
『神無月(10月)は、出雲に全国の神様が集まって縁結びの会議をするので、出雲だけは「神在月」だけど、他は「神無月」になる。』
って、何かの話で聞いたことのある方もいるかもしれません。
出雲大社に全国の神様が集まって縁結びの話し合いをしているなんて、ちょっと古事記の世界で、想像するとわくわくしますよね、イメージしやすいので、大いに広まったんだと思いますが、俗説であまり気にされる必要はないかと思います。
そもそも、日本の神様は分身(?)できます。
神社へお参りして、お守りやお札をいただいてくることがあるかと思いますが、あれも中に神様がいます。
あ、分身じゃなくて分霊っていうかな?
10月にお祭りのある神社さまも多いですし、安心してお参りしてよいと思います!


大安、仏滅はどうしたらいいでしょう?

同じように仏滅、大安ってどうなんですか?ともよく聞かれます。
が、実際これ、神社仏閣ととくに関係ないんです。
浄土真宗などは、日の吉凶を選ぶこと自体よくない、と言ってます。六曜は簡単に言えば占いの一種かな、という感じです。
ご家族みなさんのスケジュールがあって、 納得できるような日程を選ばれるのが一番だとは思うのですが、そうはいっても、やっぱり仏滅よりは大安の方がいい!という人が多いのも確か。(ウェディングの撮影を長らくやっていたので、よ~~く分かります)
実際に、大安はご希望が多く、神社も混雑します。最近はそれ以外に、一粒万倍日とか、吉日と呼ばれる日も人気があります。
ご家族でこの日!と決めたのに、おじいちゃんおばあちゃんから、仏滅だから日程を変えるよう言われた、なんていうご家族もたまにいらっしゃいますので、気にされる方は、お申込みの前に確認しておいた方がスムーズです。

いかがでしたでしょうか?
ご家族で相談して、ぴったりの時期を選んでくださいね!

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