十三詣り、関西ご出身の方には身近なお祝いで、京都・渡月橋の法輪寺さまが有名ですが、今では全国的に広まってお祝いされる方も多くなってきました。数えで１３才に、知恵と福徳を授けてくれるという虚空蔵菩薩さまにお参りする習わしです。最近では６年生～中学生ごろ（１２～１５歳ごろ）、ちょうど受験にあたる時期にあわせておまいりされる方が増えてきた印象です。
昨年３月に撮影させていただいたIさま、ふたごのおじょうさんたちの素敵な十三詣りをご紹介させていただきます。

目黒川沿いの桜並木、最初はちょっと恥ずかしくて緊張している様子だったふたりでしたが、ご両親やおばあちゃまの嬉しそうなお顔やお声がけに、だんだんと笑顔に。ちょっぴりはにかんだ表情がかわいくて。七五三や成人式でもお着物を着る機会はありますが、このティーンエイジャーになろうとする時期のみずみずしさもまた、今しか撮れない一瞬です。この素敵なお着物は、アンティーク着物のおべべとにゃんこさん。品があってとってもお似合いです♡

十三詣りにうかがったのは、北品川の養願寺（ようがんじ）さま。落ち着いた雰囲気のお寺さまです。
ちょうど勉強も難しくなりはじめ、だんだんと大人の階段をのぼっていく心身ともに成長していくこの時期のお詣りはとても意味深く感じました。はじまりは平安時代だそうで、江戸時代に始まったといわれる七五三よりも古くからの行事なんですね。
あたたかくありがたいお言葉とともに、おでこに仏さまのお知恵をいただくお印をつけてくださいます。これは我が子たちもお詣りして知恵を分けていただかねば！！（かっこいいし、めちゃくちゃご利益ありそう！俗ですいません、笑）

思い出に残る一日になりました、とご感想をいただき、私もとても嬉しい撮影になりました。
これからも二人仲良く健やかにご成長され、素敵なことがたくさんの毎日でありますように！
またお会いできます日を楽しみにしています。

※十三詣りの撮影は、七五三プランに準じます。ご相談やお問合せはお気軽にどうぞ！

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